Metabaseの使い方:Questionに至る画面遷移
この記事ではMetabaseのページ遷移を説明します。
MetabaseではQuestionというものが基本的な構成要素です。データに対して問い合わせ(Question)をすると答え(Answer)をグラフや表などの方法で可視化してくれます。
Dashboardは複数のQuestionを1画面に収めて、データの全体をひと目で把握できるようにしたものです。
CollectionはQuestionやDashboardを保存するフォルダのようなものです。
Metabaseでの主な画面遷移は次の図のとおりです。
Question、Dashboardについては以下の記事も参照。
ホームページ(Metabaseにログインした最初のページ)
Metabaseを開いてログイン後の最初のページには、グローバルメニューのほかに以下の表示エリアがあります。
- Start Here
- X-Rays based on your data
- Our Analytics
- Our Data(右上のグローバルメニューの「Browse Data」と同じで後述)
Start Here
ピン留めされたDashboardがあればここにリンクが表示されます。
※Collectionに属さないピン留めDashboardのみです。 ※Collectionに属するDashboardやQuestionのピン留めはそのCollectionのページの上部に大きく表示されます。 ※ピン留めは全ユーザで共通です
Try these X-Rays based on your data
テーブルごとのAutomatic explorationsへのリンクです。Automatic explorationsについては後述します。
※Start Hereがあるとこれは表示されないようです。
Our Analytics
Collectionへのリンクがあります。その他に「Browse all items」というリンクからはすべてのCollection、Dashboard、Questionにたどれページに移動します。
Our Data
ホームページ(Metabaseにログインした最初のページ)に「OUR DATA」というエリアがあります。そのエリアでDatabase名をクリックすると、そのDatabaseのTable一覧画面になります。
右上にあるグローバルメニューの「Browse Data」をクリックすると、Database一覧画面になります。そこでDatabaseを選択すると、やはりTable一覧画面になります。
Database一覧画面
Table一覧画面
Table一覧の画面でテーブル名をクリックすると、レコード表示するQuestionのページに移動します。
テーブル名にマウスオーバーしたときの雷アイコン「X-ray this table」をクリックするとAutomatic explorationに移動します。
Automatic explorationについては後述します。
テーブル名にマウスオーバーしたときの本のアイコン「Learn about this table」をクリックするとこのテーブルのカラム構成などのメタ情報を確認できるページに移動します。
Database、Tableについて補足
PostgreSQL、BigQueryなど外部のデータソースへの接続情報をMetabaseの管理者権限で設定すると、MetabaseのユーザからはそれをDatabaseとして閲覧できるようになります。外部のデータソースに含まれるテーブルがMetabaseのTableとして閲覧できます。
外部のデータソースとしては以下のものが使えます。
Automatic exploration
Automatic explorationはテーブルの中身を自動で適当にいろいろ分析してくれる画面です。「X-ray」と書かれている箇所もあります。
チャートなどのさまざまなQuestionが並んでいます。Dashboardと違い、テーブルごとに自動で生成されるページです。レコード数表示、分布状況の棒グラフ、時系列データであればその推移の折れ線グラフなどが並びます。チャートのタイトル部分をクリックすればそのチャートのQuestionのページに移動します。Questionのページに移動したら、自分で作成したQuestionと同様にDashboardに追加したり、Collectionに保存したりできます。
リンク
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