2020-07-14 AWS DocumentDBのクラスタ構成 AWS Amazon DocumentDBのインスタンス、AZ、エンドポイント、クラスタボリュームの関係のメモです。 ※この図は、レプリカを3台用意して2つのAZに配置した例。もちろん3つのAZにレプリカを配置することも可能。 ストレージとコンピューティングが分離している 2種類のDBインスタンス プライマリDBインスタンス 読み書き可能 クラスタに1台のみ レプリカ 読み込みのみ可能 クラスタに最小0台、最大15台 プライマリDBインスタンスの障害時にはレプリカのうちの1台がプライマリにフェイルオーバーする クラスタボリューム データはインスタンスではなくクラスタボリュームというリージョン内AZ横断の単一の仮想ボリュームに保存される データは3つのAZにコピーされ、各AZで2つのコピーがあるので、全体で6つのデータのコピーが存在 この構成はインスタンスの構成とは無関係 たとえインスタンス1台であってもデータは3つAZに6つのコピーが存在 書き込みは同期的に実行され、過半数のコピーへの書き込み完了を待つ ディスク障害時は自動で復旧 エンドポイント クラスターエンドポイント 読み書き可能 プライマリDBインスタンスに接続 フェイルオーバーすると接続先が自動で変わる リーダーエンドポイント (読み込みエンドポイント) 読み込みのみ可能 レプリカに接続 複数のレプリカインスタンスがある場合は自動で負荷分散する レプリカがないクラスタではプライマリDBインスタンスに接続する インスタンスエンドポイント プライマリDBインスタンスやレプリカインスタンスごとに存在するエンドポイント サブネットグループ クラスタ作成時にサブネットグループを指定 サブネットグループは最低2AZ必要 インスタンス作成時にサブネットグループの中からAZが自動で選択される